花粉症対策としても注目のツボ‘風池’について紹介します。
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風池の場所
風池は後頭部のやや下に位置し、肩こりの筋肉で有名な僧帽筋と首の前にV字型に位置している胸鎖乳突筋の間の凹んだところにあります。
期待できる効果
風池は鍼灸でも常用頻度の高いツボで、さまざまな効果が認められています。
また、風池は名前の通り、「風邪(ふうじゃ)」と関連のあるツボです。ですから、風邪の初期や花粉症などにもよく使われます。
風邪については下記リンクを参考にしてくださいね。
花粉症の養生思考① – 気づきのヘルスケア研究所 (ishigaki-hidetoshi.com)
風池は、鍼の場合特に刺入する方向に注意が必要になりますが、マッサージ(特に指圧)ではそこまで意識しなくても十分に効果が期待できます。
特に有効な症状として以下のものが挙げられます。
風邪の初期および緊張型頭痛の緩和、くび肩のこり、眼精疲労、花粉症の鼻や目の症状の緩和、など。
マッサージのポイント
具体的なマッサージの方法を紹介します。
まずは、左右の耳の後ろにある骨のでっぱり「乳様突起(にゅうようとっき)」を確認しましょう。
つづいて、乳様突起から頭の骨に沿って指を内側にすべらせ、やや凹んで感じる場所をみつけたらそこが「風池」です。
左右の4本の指で頭の側面をおさえた状態で(押すわけではありません)、母指(親指)をそれぞれ反対の目の内側に向けて押すようなイメージで圧をかけます。
10秒から30秒程度長めに圧をかけつづけてもいいですし、2,3秒に1回離しては押さえるというのを数回繰り返してもOKです。
ぜひチャレンジしてみてくださいね!
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