健康にいいはずの?ヨガで怪我をしてしまう不思議①

現代では、ヨガはライフスタイルの一部となり

一昔前のような「ちょっと怪しい」といった印象はかなり払拭されたように思います。

ストレス発散や美容に加え、

全身運動と呼吸を中心に、ココロとカラダがより健康的になっていく

そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?

事実、ヨガをすることで健康を手に入れたり

さまざまな不調から抜け出すことができた方の話もよく耳にします。

実際のところ、

それがヨガでなくても、カラダを動かすことは健康にとてもいいことです。

もちろん、運動なんかしなくても、

好きな趣味があったり、毎日を楽しんでいる人はいきいきとしてみえます。

さて、今回お伝えしたいのは

健康にいいと思われる「ヨガ」で怪我をしてしまうことについてです。

なぜそのようなことが起こってしまうと思いますか?

先にお伝えするならば、

多くのケースにおいて、

「ヨガ」そのものに問題があるわけではないと思っています。

また、

中には指導経験が浅かったり、生徒さんに危険な指導をすることが

怪我の原因になっていることもあると思いますが

正しく安全に指導できる先生のもとでも

ヨガがきっかけで怪我をしてしまうことがあります。

その原因として私が考えているのは

ヨガをする前からすでに身体が悲鳴を上げていた、ということです。

つまり、すでにいずれかの筋肉の過緊張や短縮などアンバランスな状態があったにも関わらず

気づかずに続けてしまったことが原因だと考えられます。

神楽坂ホリスティック・クーラでは

サロンとスタジオが併設されていることもあり

今まで何人もこのようなお悩み相談を受けてきました。

その中で共通するポーズというのもいくつかあります。

特に多いのは、股関節を伸ばすポーズです。

女性 体操 ヨガ – Pixabayの無料写真

股関節は特に女性にとっては注意すべき大事な部位です。

その股関節の回りにはさまざまな筋肉が存在しますが

中でも鼠径部の深部を通過する大腰筋と腸骨筋が重要です。

合わせて腸腰筋(ちょうようきん)と言ったり、小腰筋もありますが割愛しますね。

これらの筋肉が、

心身の状態により過緊張や短縮を起していたとしましょう。

その状態で無理に伸ばしてしまうと、

その時はそこまで痛みや問題が生じなくても、

数時間後、翌日には腰や鼠径部に何かしらの痛みが生じることになってしまうことがあります。

もちろん、

股関節回りを柔軟にしていくことは大切なことですし

どんなに伸ばしてもへっちゃらという方も多いでしょう。

しかし、個人差というものがありますから、注意が必要な方も多い

ということは覚えておいてください。

では対処法はどうしたらいいのか?

こちらはまた投稿させていただきますね。