先生はどんな枕を選んでますか?

いつかずっと枕の話をしようしようと思っていながら

何年も経過していました。

ともあれ、今回の投稿もあまり期待しないでください。

先週末にまた何人かのクライアントから連続して枕の質問がありましたので、シェアさせていただきます。


「先生、枕つくったら儲かるんじゃない?」

「椅子がいいよ、椅子つくったら買う人多いと思う」

他にも靴やインソールなど、

眠る、座る、立つ、歩く、といった

いずれも生活するうえで欠かせないものをみなさんご存じのようで

よくご助言をいただくこともあります。

正直、現時点で私がつくれそうなものはありませんが、ちょっと興味があるのは枕です(笑)。

枕と言えば、枕外来で有名な整形外科医の山田朱織先生がいらっしゃいますよね。

テレビ番組でも何度か拝見したことがあります。

今までみさせていただいたクライアントの中には、枕へのこだわりの強い、ほんとのツワモノもたくさんいらっしゃいましたので、やはり山田先生にも診ていただいたことのある方が何人かいました。

医学的な見地から、しかも膨大なデータをもとにして、枕を選んでもらえるなんてすごい時代になったものだなぁと思いますが

そのくらい、世の中の人は「睡眠」や「睡眠時の姿勢」に悩まされている人が多いということですよね。

さて、タイトルにありましたように、

私がどんな枕を使っているのかクライアントが興味を持つのはよくわかります。

一応健康に関わる仕事のプロフェッショナルですし、カイロプラクターですから骨格的なことや運動力学的な観点からさぞかしこだわっているであろうと期待してしまうところもあるでしょう。

ただ残念ながら、私の場合どんな枕でも、また枕無しでも寝れるため、今はスーパーで買った1,500円ほどの安物を使っております。

今のところ何も問題はありません。

それより単純に睡眠時間が足りなさすぎるのが問題であると自覚しています。

過去にはもちろん著名なブランドの枕を何点か試してみたことはありましたが、さほど大きな差は感じられませんでした。(あくまで私の感覚ですし、人は慣れるので・・・)

枕選びに困っておられる方の多くが、寝つけないことはもちろんですが、「睡眠の質」にまつわる「起床時の疲労感」や「日中の不調」に悩んでおられるようです。

たしかに睡眠の問題は、生活習慣病や精神面などに直結しますから今後ますます目が離せません。

ただ私としては、そこに枕の影響はもちろんあると思っていますが、

枕以外の要素もかなり大きいのではないかと考えています

例えば、枕が変わると寝られないということを聞いたことありますよね?

実際に経験した方も多いのではないでしょうか。

ErikaWittliebによるPixabayからの画像

やはりいつも寝ている部屋の臭いや寝具など勝手が変わればこのようなことは起こりうると思います。

そうすると、心理的なことを含めて枕だけの問題とは言えないかもしれませんよね。

昔、ハワイに行くと便秘が治って快便になり、日本に帰ってくるとまた便秘にもどるという方がいました。

これは気候食生活もあるでしょうし、何か解放感などもあるのでしょうか。

勉強不足でわかっていませんので、また調べてみたいと思います。

脱線しましたが、そんなわけで

私はさほど枕にこだわりはありません。

しかし私がそうだからといって、誰にでも当てはまるわけではありませんし、

ケースバイケースですが、枕に関して、または睡眠時の姿勢についてアドバイスすることもあります。

というわけで

また長たらしくなってしまいましたので、

次回はどんな人には枕のアドバイスをしているか、ということについてと

少しだけ寝違えについてもふれていこうと思います。