脊椎脊髄病医に学ぶ間欠跛行

先日の土曜の夜、整形外科医で脊椎脊髄病医のY先生をお招きし、

腰椎椎間板と脊柱管狭窄症についてご講義いただきました。

Y先生とは知り合ってから長いのですが、以前私も先生のご講義を受けていたため、説明のわかりやすさや面白さから、こういった高いレベルの内容をもっと広くお伝えしたいと思うようになっていました。

今朝もさっそく受講者の方から

「わかりやすかったです!」

「難しい内容なのにあっという間だった!」

といったお声をいただき一安心しています。

正直なところ、医学生や鍼灸学生といった基礎医学のベースがしっかりある方ではない場合、ちょっと難しい内容ではあるのかもしれないと思っていました。

しかし、その難しい内容を難しいと思わせないのがY先生のすごいところなんですよね。

みてください↗このセンス!

神経根(しんけいこん:脊髄の束の枝分かれ部位)を袖に見立ててオリジナルTシャツをつくってくださいました!

なんか70年代?とかの古着系で、ちょっと作りたくなっちゃいましたけど(笑)。

今回の講義の肝(キモ)となったのは、間欠跛行です。

間欠跛行(かんけつはこう)は間欠性跛行(かんけつせいはこう)ともいい、しばらく歩くと足に痛みやだるさ、しびれが出現し少し休むとまた歩けるようになる症状のこと

この症状は、腰部脊柱管狭窄症に特徴的な症状です。

このような症状があらわれた際、まず疑わなければいけないのが腰部脊柱管狭窄症になるわけですが、他にも血管性の問題も考えられます。

どのような動きや体位でラクになるのか、悪化するのかといったことを、今回Y先生はとてもわかりやすく教えてくださいました。

医学的に難しいことも、医師がどのようなことを考えて、どんな意味で問診をしているのかなど、まさに臨床が垣間見れる、そんな時間でした。

Free-PhotosによるPixabayからの画像

また、Y先生には7月か8月あたりにご講義をしていただく予定になっています。

次回の講座は、

「腰痛のなぞ〜原因が分からない?どうして運動がイイの?」

これは一般の方からセラピストまで、さらには運動指導者にとってはマストな講義になりそうです。

基本的にはシークレットセミナーですが、こちらのブログをご覧の方で興味がある方はぜひお問合せくださいね

最後に、このポーズ、何をしていると思いますか?

実は、、、〇〇でも間欠性跛行は生じるのではないか?という検証のもと、みんなでそのポジションをやってみました!

あ、鏡におっさんが。