なるほどそれはなかなか効果的な勧誘ですね!
たしかに握力は筋力や運動能力の指標とされていますよね。
え~。じゃあ私カラダ鍛えなきゃいけないのかしら~
このような経験をされた方もいらっしゃるかもしれませんね。
握力は誰もが子供の頃から身体測定で測った経験があると思います。
ではなぜ握力測定を行うのかご存じでしょうか?
実は、握力測定から上肢・下肢の筋力とともに体力や運動能力を評価しています。
握力はとても簡単に測定できるというメリットがありますから、冒頭のようなデモンストレーションにもぴったりですよね。
下記についてはご質問いただいてからあらためて文献で確認してみたのですが
とくにご高齢の方においても、
握力は安定した立ち姿勢に欠かせない足の指の力を意味する足趾把持力(そくしはじりょく)や、太ももの筋肉、バランス能力などとの相関が高いことがあきらかになっているため、全身の体力をテストする方法として有用とされるようです。
ただもちろん、全ての筋力や運動能力との相関があるわけではありません。
職業やスポーツによって特定の筋肉がより発達している人もいます。
ちなみに私自身は見た目だけで実はたいして握力もありませんが、職業柄、母指の力は人並み以上にあると思われます。
ともあれ筋肉を鍛えることは健康の質を高めるために有効ですから
鍛えないより鍛えた方が人生が充実する人が多いのかもしれませんね。
ちなみに、どうでもいい話ですが、
中学2年生の頃、女子バスケ部の女性の握力が41だという噂が広がり、彼女はたちまち有名になりました。
「握力41の〇〇さん」みたいな。
確かに彼女はスポーツ万能でしたし、健康そのものといった印象でしたね。
いまもたまに連絡をとっていますが、相変わらずカッコいいままです。
さて、あなたの握力はどうでしょうか?
それにしても、握力測定を用いた勧誘は素晴らしい方法ですよね。
経営者としては見習うべきところでもあり、
とても勉強になりました!
先生、ちょっと質問させてください。
私先日、健康教室の勧誘を受けたんですね。その時握力を測ったんですけど、同じ年代の女性の平均より全然数値が低くて…
そうしたら、握力は全身の筋力の指標になるから運動した方がいいってすすめられちゃったんですよ~。これってホントですか?